今日のポジティブワードは、「ありがとう」。
この言葉、あまりにも日常に溶け込んでいて、
深く考えることはあまりないかもしれません。
でも、実は「ありがとう」って、すごく不思議な力を持っている言葉なんです。
「ありがとう」って、どうしてあたたかく感じるんだろう?
「ありがとう」を言われたとき、
なぜか心がやさしくなることってありませんか?
逆に、自分が「ありがとう」と言ったときも、
不思議と気持ちが整ったり、落ち着いたりする。
それはたぶん、「ありがとう」が
人と人とのつながりを、やわらかく認識させてくれる言葉だから。
ひとりじゃなくて、
今の自分が、誰かの存在によって助けられていることに、
ちゃんと気づかせてくれる。
心がすさんでいた頃、「ありがとう」が出てこなかった
昔の僕は、しんどくなってしまっていた時期、
誰かに感謝する余裕すらなかった。
むしろ、「誰もわかってくれない」とか
「なんでこんなに苦しいんだ」って、
世界に怒っていたこともあった。
でも、ポジティブな言葉をノートに書き始めて、
その中で「ありがとう」という言葉を何度も見つめているうちに、
少しずつ気持ちが変わっていった。
たとえば、電車で席を譲ってもらったとき。
レジの人がにこっと笑ってくれたとき。
自分の話を最後までちゃんと聞いてくれた友達。
そういった、小さな出来事が「ありがたいな」って思えるようになって、
自然に「ありがとう」が口から出るようになった。
ありがとうは、言えば言うほど心が整っていく
言葉にしないと、気持ちは伝わらない
頭の中では感謝していても、
ちゃんと声に出して言わないと、伝わらない。
「ありがとう」って言葉にすることで、
自分の感情にも相手の存在にも、ちゃんと目を向けられる。
自分にも「ありがとう」を言っていい
ときどき、自分に向けて言ってみてもいいと思う。
「今日も起きてくれて、ありがとう」
「落ち込んでも、また立ち直ろうとしてくれて、ありがとう」
自分を励ますように、ねぎらうように、
自分自身に「ありがとう」と言うことも、心の栄養になる。
まとめ:今日、誰かに「ありがとう」を言ってみよう
「ありがとう」って、簡単なようで、
実はものすごくパワフルな言葉。
たった一言で、空気がやわらかくなる。
関係が近づく。
心がすこし軽くなる。
だからこそ、今日、できれば誰かに「ありがとう」を伝えてみてください。
もしそれが難しい日だったら、まずは自分にでも。
言葉にすることで、あなたの「ありがとう」は、
必ず誰かの心にも届くと思います。
読んでくれて、ありがとう。
このブログを書いている人
心が壊れそうになった10年前。
そのとき、僕を支えてくれたのは、たったひとつのノートでした。
ポジティブな言葉を、意味も考えず、ただひたすら書き続けたノート。
いつかどこかで、同じように苦しんでいる誰かがその言葉に出会えたらと思って、
今、こうしてこのブログを綴っています。
心が疲れたとき、
ほんの少しでも呼吸がしやすくなるような。
そんな言葉をひとつでも届けられたら、うれしいです。