今日のポジティブワードは、「大丈夫」。
誰かからこの言葉をかけてもらったこと、ありますか?
そして、そのときちゃんと心に届いたでしょうか。
僕は、心がしんどかった頃、
「大丈夫?」と聞かれるのが、なんとなく苦手でした。
だって、自分ではまったく大丈夫じゃなかったから。
だけど、「大丈夫じゃない」って正直に言える場面もなかったし、
無理して笑って「大丈夫」って言い返してた。
それがまた苦しくて、
誰にも頼れないような気がして、
どんどん自分の中にこもっていった。
「大丈夫」は、無理に言うものじゃない
大丈夫って、すごく不思議な言葉だなって思います。
言い方によってはプレッシャーにもなるし、
逆に、ものすごく心強く響くときもある。
その差は、「どこから発されたか」にある気がしています。
たとえば、誰かの不安を見ないふりをして
「大丈夫大丈夫」って軽く言われたら、置き去りにされた気持ちになる。
でも、ちゃんと目を見て、ちゃんと聞いてくれて、
そのうえで「大丈夫だよ」って言ってくれる人がいたら、
その一言は本当に支えになる。
自分に「大丈夫」って言えるようになるまで
僕が「大丈夫」という言葉をちゃんと受け取れるようになったのは、
ポジティブな言葉をノートに書くようになってから。
たったひとつでも、
「今日はこれができた」「よくやった」と思えることを見つけて、
それを自分に伝える。
それを繰り返していくうちに、
少しずつ自分自身に「大丈夫」と言えるようになった。
それは、外に向けた強がりの“大丈夫”じゃなくて、
自分の中でそっとつぶやくような、やさしい“大丈夫”。
今、大丈夫じゃない自分にも、言ってあげていい
「大丈夫じゃないとき」に、「大丈夫」と言うのはおかしい――
そう思っていたけれど、今は違うかもしれないと思っています。
大丈夫じゃない自分に向けて、
「それでも大丈夫だよ」と言ってあげること。
失敗しても、
泣いてしまっても、
動けない日があっても、
それでも、「大丈夫」って言ってあげる。
それが、自分を見捨てないってことだと思います。
まとめ:「大丈夫」は、誰かを信じる言葉でもあり、自分を守る言葉でもある
今、もしあなたが「大丈夫じゃない」と感じていたとしても、
ここに書いてある言葉のひとつが、少しだけでも気持ちを支えられたならうれしいです。
そして、次に誰かがしんどそうな顔をしていたら、
どうかそっと、その人の声を聞いてあげてください。
そのうえで、「大丈夫だよ」と言えるあなたでいられたら、
きっとそれは、あなた自身のことも支えてくれるはず。
今日も、ここまで読んでくれてありがとう。
あなたが、あなた自身にやさしくできますように。
このブログを書いている人
心が壊れそうになった10年前。
そのとき、僕を支えてくれたのは、たったひとつのノートでした。
ポジティブな言葉を、意味も考えず、ただひたすら書き続けたノート。
いつかどこかで、同じように苦しんでいる誰かがその言葉に出会えたらと思って、
今、こうしてこのブログを綴っています。
心が疲れたとき、
ほんの少しでも呼吸がしやすくなるような。
そんな言葉をひとつでも、届けられたらうれしいです。