10年ほど前、信じられないくらい心が壊れた時期がありました。
朝起きるのが怖くて、気力が出ず、「もう無理だ」「なんでこんなに苦しいんだ」
そんな言葉が頭の中をぐるぐる回っていました。
誰かに助けを求める勇気もなかったし、
「話してもきっと分かってもらえない」って、心を閉ざしていたと思います。
ある日、ふと始めた小さな行動
そんなとき、なぜか手元のノートに、
“ポジティブな言葉”を書き始めました。
「嬉しい」「笑える」「自由」「ありがとう」「ほっとする」「信じる」
たった2ページくらいしか書いていないけれど、
それは僕にとって小さな光でした。
意味なんて深く考えていなかったけど、
「最近、こんな言葉、自分の中にあったかな?」って、
少しだけ自分の心を見つめ直す感覚があったんです。
心が少しずつ回復していった理由
その後、いろんなことが変わっていった理由は、
ただポジティブな言葉を書いたから、だけじゃありません。
人間の脳は、何歳になっても変化・成長できる。
そういう研究の存在を知ったのも、大きかった。
そして、何よりも大切だったのが
この3つの基本的な生活習慣。
どんなに本や知識を得ても、まずは体を整えることが第一でした。
外に出て、太陽を浴びて、歩いて、食べて、寝る。
それだけで、少しずつ変わっていきました。
僕がとった小さなステップ
当時、本当に何もできなかった僕がまず始めたのは、
寮付きの仕事に応募することでした。
家にずっとこもっていると、
どうしても頭の中でネガティブが増殖していく。
でも、仕事をすると、
- 家に帰るとリラックスできる
- 少しの社会との関わりがある
- 昼と夜のメリハリができる
そのリズムが、少しずつ心を整えてくれました。
最初はもちろんうまくいかず、人間関係で逃げ出したこともあるし、
夜は動悸や汗だくになって寝れなかったこともあります。
でも、そういうときこそ僕は「朝ウォーキング」からやり直すようにしています。
(樺沢紫苑さんの本を参考にしています)
歩くだけで、意志の力が少しずつ戻ってくる感覚があるんです。
小さな”得意”が、道をつくってくれた
僕は小さい頃からスノーボードや釣り、英語が好きでした。
「自分は本当は何が好きで、何なら人より少し得意だったか?」
それを思い出して、近所のスキー場でバイトを始めたら、
いろんなことが動き出しました。
そこから、2013年に有名なニセコへ移り、
自然や外国人との交流の中で、少しずつ心を取り戻していきました。
そして2025年の今
また少し、自分がどこに向かえばいいか、
分からなくなっている自分がいます。
でも、今はAIという最強のパートナーがいて、
こうして言葉を発信できる環境もある。
だから、このブログを始めました。
自分のためにも、誰かのためにも、
ポジティブな言葉や、いい習慣を届けていきたいと思っています。
この時代に生きていてよかった
まだまだ迷いながらだけど、
これから来るテクノロジーの進化も一緒に楽しみたい。
そして、心と体の健康を取り戻し、
皆さんと一緒に、少しずつ前進できるような未来を描けたらと思っています。
読んでくれて、本当にありがとう。