今日のポジティブワードは、「安心」。
焦っているとき、
何かに追われているとき、
自分がこのままでいいのか分からないとき――
そんなとき、たった一言でも「安心できる」言葉に出会えると、
それだけで心がゆるんで、呼吸がしやすくなることがあります。
だけど実際は、「安心」ってとても感じにくいものでもあります。
安心したいのに、うまく安心できない
不安はいつもすぐそばにあるのに、
安心って、なかなかつかめない。
「これで大丈夫」「これでいい」
そう言い聞かせようとしても、
心のどこかがまだピリピリしていて、
深呼吸がうまくできない。
そんな経験、ありませんか?
僕も、心が疲れていたときは、
何をしても「安心」が感じられなくて、
いつも不安の種を探してしまっていました。
「ちゃんとやらなきゃ」
「誰かに迷惑をかけてないかな」
「このままじゃダメなんじゃないか」
そんな声が、頭の中でずっと鳴りっぱなしだった。
安心は、他人に与えてもらうものじゃない
あるとき、ふと気づいたことがあります。
安心って、誰かから言ってもらっても、
自分の中に“受け皿”がなければ、ちゃんと入ってこない。
だから、安心を感じるためには、
「自分にとっての安全な場所」を、少しずつでもいいから作っていくことが大事なんだと思いました。
それは、決して立派なものじゃなくていい。
誰にも見られないノートの1ページ。
お気に入りのマグカップで飲む一杯のお茶。
何度も再生してるYouTubeのBGM。
少しだけ気が抜けるパジャマのままの時間。
そういう小さな「安心のかけら」を、自分のそばに置いておくこと。
安心とは、“気を張らなくていい時間”のこと
人に会うとき、
仕事をするとき、
いつも“ちゃんとした自分”でいなきゃと気を張っていた。
でも、そうじゃない時間があるからこそ、人はバランスを保てる。
「今はがんばらなくていい」
「そのままでいい」
そう言える空間や時間を、自分に許してあげること。
それが、少しずつ自分の中に「安心」を育てることにつながっていきます。
まとめ:安心は、ほんの一瞬でも感じられる
安心って、ずっと続くものじゃなくていい。
ほんの数秒だけでも、
深呼吸がちゃんとできたとき。
あたたかい飲み物を手に持ったとき。
誰にも見られていない場所で、力がふっと抜けたとき。
その一瞬の“ほっ”とする感覚が、
心を少しずつほぐしてくれる。
今日、あなたが安心できる時間が
ほんの少しでもありますように。
そして、この記事が、
あなたの「安心のかけら」になれたら嬉しいです。
今日も読んでくれて、ありがとう。
このブログを書いている人
心が壊れそうになった10年前。
そのとき、僕を支えてくれたのは、たったひとつのノートでした。
ポジティブな言葉を、意味も考えず、ただひたすら書き続けたノート。
いつかどこかで、同じように苦しんでいる誰かがその言葉に出会えたらと思って、
今、こうしてこのブログを綴っています。
心が疲れたとき、
ほんの少しでも呼吸がしやすくなるような。
そんな言葉をひとつでも、届けられたらうれしいです。